2026年6月30日火曜日

自主夜間中学と日本語指導①

 北海道に夜間中学をつくる会の定期総会に

参加してきました。札幌に北海道初の公立夜間中学校・

星友館中学校(資生館小学校内)をつくる運動の

中心になった札幌遠友塾が、

広い北海道内にはまだまだ夜間中学校を

必要とする人がいる、と函館・旭川・釧路などの団体と

ともに毎年開く総会です。

愛知夜間中学を語る会代表の笹山悦子さんが

「自主夜間中学はじめの一歩教室」の活動内容を講演され、

興味深く聞きました。

笹山さんは公立高校定時制の非常勤講師もされていて、

山田洋次監督の「学校」を観てから

「退職までの最後の職場は定時制で」と

希望した職場でした。そこでは7割近くが外国人で、

日本語がわからない生徒が多く国語の授業内容に

進めないという壁にいきなりぶつかったそうです。

入学しても半年足らずで退学する生徒も多く、

まず、日本語教師の資格を独自に取得して

生徒が授業を理解する土台作りからスタートしました。

学校の上司から「日本語学校じゃないんだぞ」と

嫌味を言われながらも、高校卒業は

日本で社会人になるための必須条件だから

卒業させたい一心だったと語っていました。

そんな経験から自主夜間中学をつくる運動に

関わるようになり、現在愛知県内に4か所の

公立夜間中学校が開校しています。(②に続く)