市議会の「新たな都心空間調査特別委員会」の
メンバーとして8月19日からの2泊3日で、
富山市、敦賀市、神戸市を視察してきました。
富山市では、官民連携のまちづくりとして、
①富山駅南北一体的なまちづくりプラットフォーム、
②「トヤマチ・ミライ」の2点について説明を受けました。
富山市のコンパクトシティは、中心市街地から離れた
居住エリアそれぞれ「お団子」を、
公共交通で串刺しにして、
できるだけ「お団子」エリアに住んでもらい、
公共交通を充実させることで過度な自動車依存を抑制し、
市街地のにぎわい創出とあわせて住民が市街地に
外出する機会を増やす、という考えで作られています。
その柱となっているのが、富山LRT(路面電車)です。
約20年前に私が視察したときには、
まだ駅の南北を接続する場所は作られておらず、
駅南側のループ化、駅北側の富山港線路面電車化事業が
進められているところでした。
今回の視察では、南北に接続されたことで
賑わいが生まれるまちへと変わっていました。
そのうえで、「トヤマチ・ミライ」という
官民連携のプラットフォームを2021年にスタートさせ、
中心市街地の活性化を進めているとの説明でした。
「総論はみんな賛成するのですが、『誰がやるのか』
という話になるとなかなか手があがらなかった」
という中で、市役所職員が何回も足を運び
試行を重ね議論しながら設立した様子がわかりました。
毎回のイベント、夏祭りなどを、会員企業の社員が
双方向で交流できる「あおぞら会議」をベースに
企画しているそうです。
まず公共交通を活性化させる、
次に市街地を活性化させる、
そして公共交通沿線への居住を推進させる、という
富山市の構想は、地に足が付いた
着実な取り組みになっていると感じました。