戸建て住宅を解体する作業に立ち会う機会がありました。
「重機が入ればあっという間に解体です。」との説明どおり、
大型の重機は、到底壊れそうもない太い柱や
天井の梁をいとも簡単に壊していきます。
屋根のトタンはどんな作業になるのかと注目していたら、
ショベルの先でトタンを挟んで引きはがし
折り紙のようにトタンをタテに表に折り返して
小さくしてしまいました。なんという技!
窓枠などの金属類と、板や柱などの木くず類の
置き場所を分け、溜まってきたと思うと、
首尾よく運搬トラックが待ち構えたかのようにやってきます。
なんという連携!
終わった後に聞いてみると、土の硬さや石の重さ、
柱などの木類もショベルで当てた段階で
どの程度の力ですくい上げるか、つまむか、などが
分かるそうです。
「古い家はいい木材を使っている家が多いですよ。
木の重さが違うんです。そういうのも、作業していると
分かります。」
年間で100数十件ほどの解体をしているという
重機を動かすプロ。
直接手で触るわけでもないのに、
大きな重機を操りながら重さや硬さまで分かる
繊細な作業をしていることを知り、敬服しました。