2022年9月5日月曜日

市長の焦りが見え隠れ

東京2020オリパラのスポンサー契約をめぐり、

大会組織委員会の高橋元理事が、

紳士服大手のAOKIホールディングスから

4500万円を受領していたという汚職事件が起きています。

その後も大手出版社や広告会社からの資金提供、
さらに、大会組織委員会の会長だった
森喜朗元首相の関与も疑われています

このような汚職事件は、
世界のアスリートたちが公正に健全に競い合う
崇高な五輪を著しく傷つけるもので、
当然、元五輪選手でもあるIOCのバッハ会長も
深く憂慮していることと思います。

札幌の秋元市長が、2030札幌オリパラ招致のため、
9月中旬にミュンヘン姉妹都市提携50周年訪問に合わせ
バッハ会長と会談すると報じられました。
「バッハ会長に会ったとき、最初に市長は何を言うのか。
私なら、東京2020オリパラをめぐ
このような不祥事が起きたことを、
関係当事者ではないとはいえ、
お詫びしないわけにいかない」と思っていたら、
この原稿執筆中に「IOC訪問は見合わせる」
市役所スポーツ局からお知らせが来ました。
札幌でのオリパラ招致に反対する市民の動きが広まる中、
市長の焦りが見え隠れします。