2017年4月17日月曜日

子ども食堂を作ろう学習会

「菊水に子ども食堂をつくろう」という学習会に参加しました。

小児科の岡田靖医師から
「診察室からみえる子どもの現状」の報告があり、
子どもたちの「豊かに育つ権利」が奪われていること、
親世代の貧困を解決しなければ
子どもの貧困は解決できないことが、
改めてよくわかりました。
医療費の負担から
母親が妊婦健診を十分受けていないこと、
小児科の現場では、治療中断を繰り返す、
時間外受診が多い、親の言葉遣いが粗野、
親が禁煙できないなどの気になるケースから
「子どもの貧困」が見えてくる、と話していました。
豊平区で子ども食堂を立ち上げた実践の報告もありました。
会場が特に課題で、
区役所の協力を得て公民館を借りることになったけれど、
月1回の開催は、そのつど抽選があるので
必ず開催できるとは限らない不安定さや、
資金集めの苦労もお聞きしました。

「食育」を全面に工夫しながら取り組み、
毎回12~13人くらいの人が食べに来ていると話していました。
「困ったらここに来よう」と思う場所として、
子ども食堂は大事な取り組みです。
いっそう広がることを願っています。
 

2017年3月30日木曜日

危険な「ICT活用実験」

「札幌市『顔認証』実験断念」という
新聞記事の見出し(3月23日北海道新聞)に
誤解をする人もいるかと思います。

議会での札幌市の答弁は、
「顔認証実験はやらないけれど、
人感センサーやビーコンを使っての実験はやる」
というのが主旨です。
 

この「地下空間におけるICT活用実証実験事業」予算2900万円)は、
札幌駅地下歩行空間にセンサーやカメラを設置して、
通行する人々の年代、性別、体型、
行動の様子、好みなどの情報をとらえ
「ビッグデータ」に活用するものです。
そのカメラ設置のみやめたにすぎません。

市は、「防災に役立つ、ビジネスに活用され企業支援になる」
などの説明をしていますが、
プライバシーにかかわる事業を
行政が積極的に導入するなど、
姿勢そのものが間違っています。
 「ICT活用」は国家戦略です。
国庫支出金をつけて自治体にどんどん活用させようという
ICT関連企業優遇政策に、札幌市が乗っかっているのです。
顔認証のカメラ設置はやめても
通行者からの情報を得ようとすることには変わりなく、
市民の不安は解消されていません。

党市議団は、プライバシー保護を侵害する可能性が強く、
行政がやるべきことではない、と
質疑の中で中止を求めたところです。

2017年3月21日火曜日

マイナンバーを市がわざわざ郵送通知

札幌市に代わって、事業者が従業員の給与から
個人住民税を天引きすることを「特別徴収」と言います。

市内にある事業所の約半数がそれを行っています。
それぞれの従業員にいくらの住民税を天引きするのかを
札幌市が計算し、
各事業所に「特別徴収額決定通知書」を送ります。
その通知書に今度からマイナンバーを記載して送付する、という
市の方針について、
番号掲載を止めるよう求める質問をしました。
マイナンバーは多くの個人情報がヒモ付けされ、
情報漏えいの危険性から免れません。
札幌市自らが各事業者に郵送で通知すれば
リスクはいっそう高まります。
また、マイナンバーは教えたくないと思う市民に
利用の強制はできない法律になっていますが、
この通知によって市が事業者に一方的に教えることにもなり
二重に問題です。
東京都内約30の自治体は、
マイナンバーの欄に「***」と記載することを決めており、
リスク回避を図っています。
こうした選択だってやろうと思えばある、と迫りましたが、
簡易書留で対応する」と答弁。
国の示す方向に従うだけの姿勢でした。

2017年2月21日火曜日

予算案に盛り込まれた市民要望

2月21日から第1回定例会が開かれています。
議論はこれからですが、
市長の示した予算案に
市議団が取り上げた市民の切実な要求のいくつかが
盛り込まれています。

子ども食堂への支援に250万円。

昨年、市議団で白石区にある子ども食堂を視察し、
食材や場所の確保などの苦労の実情をお聞きし、
議会で支援を求めたものが実現しました。

加配保育士雇用促進補助等に26億5400万円。
国も保育士処遇改善に一歩踏み出しましたが、
市も独自に定数以外に配置している保育士の
処遇改善に踏み出しました。

市電新型車両製造に2億600万円。
次年度予算で金額を確保し、
発注はその次の年度に(さらに追加し総額3億2200万円)
なるとのことで、
その後、ほぼ毎年2両ずつ製造する方向です。
先頭の形状は変えずに蛇腹式でないものにするとのこと。
設計はこれからなので
いまが市民要望を取り入れやすいタイミングです。
補正予算では、
ついに就学援助の入学準備金の3月支給が実現します。
今回は中学1年生のみですので、
小学1年生も実施するよう引き続き求めていきます。

2017年2月16日木曜日

障がい者団体が大規模大会を開ける札幌を

「きょうされん」という障がい者の共同作業所の
全国連絡組織の方々の要望を聞く機会がありました。

今年9月に全国大会を札幌・コンベンションセンターで
開催するとのことで、その準備に力を貸してほしい、
というのが主旨でした。
例年3000人程度集まり、
うち800名程度が障がいを持つ人とのことです。

千歳空港から会場までの交通アクセスや
ホテルの障がい者対応の個室など
思い浮かべるだけでも課題は山積しています。

「東札幌の駅から会場まで歩道が狭く点字ブロックもない」
「障がい者対応トイレが足りない」など、
スタッフが具体例をあげて心配の声を次々と出してくれました。
極めつけは会場代です。
二日間コンベンションセンターと産業振興センターを借りると
600万円にもなり、
指定管理者側から「障害者割引はない」と言われたそうです。

冬季オリンピック・パラリンピックを招致しようという札幌で、
これでいいはずがありません。
こうした団体が使いやすい街にすることが、
市長の言う「世界に誇る魅力ある街」になるはずです。
早急に手を打って、団体の皆さんの願いを
さまざま実現させたいと思います。