8月1日から2日の二日間、
札幌市議会の第3回臨時議会が開かれました。
国の「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」交付金の補正予算121億9400万円が内容です。
7月11日に党市議団は
市長に「緊急要望」を提出し、
低所得者や中小事業者への支援として
「低所得者へのさらなる支援」
「水道使用料など公共料金の減免」等を求めたところですが、
補正予算にこれらが盛り込まれた形です。
18歳以下の子育て世帯に
1万円の給付金が支給され、
水道料金では「家事用」の10月11月の
基本料金2904円が減額されます。
国からの臨時交付金は
まだ40億円程度残っていますので、
引き続き、市民生活や小規模事業者への支援を
求めていきます。
市民から出されていた、
2030冬季オリパラ招致活動を
止めることを求める陳情も採決されました。
党市議団は、住民投票条例を否決後も
日に日に増えるオリパラ招致への懸念の声に
耳を傾け十分な審議を行うのが議会であり
陳情を採択すべき、と賛成討論を行いましたが、
自民・民主市民連合・公明は、
招致活動を推進し市民の理解を促進すべき
との理由で反対。
多数決で不採択となってしまいました。