2021年8月20日金曜日

「重症者以外自宅療養」の撤回を

82日に菅首相が、

「感染急増地域では、

重症者や重症化リスクの高い患者を

重点的に入院させ、

それ以外は基本的に自宅療養」という

方針を発表しました。


そもそも、ここまで感染が拡大してしまった

政治的な要因は、

多くの国民の反対や疑問を無視して

東京2020オリパラを強行し

「国を挙げて祭典をしているのに、

国民は自粛なんておかしい」という

気分を生み出したことに

あるのではないでしょうか。


重症は、多くの場合、

軽症や中等症から進んでしまうもので、

だからこそ早期に入院が必要です。

重症にならなければ入院できない、というのは

国民の命を見捨てることにつながるのです。

しかも、それを判断するのは

現場の医師や保健所です。

そんな酷いことを、

命を守るための従事者にさせるなど、

とんでもないことです。


この発表がオリンピック開催時だったのは、

国民が素晴らしい競技に感動し

コロナ感染への注目が薄れているタイミングで、

命の選別という重要方針を

通してしまおうとの意図が

あったのではないのか。

考えすぎかもしれませんが、

透けて見える気がします。


この方針は撤回させなければなりません。