2021年5月31日月曜日

高齢者施設職員への優先ワクチンを

医療体制のひっ迫が続き、
高齢者施設でクラスターが起きても
症状の悪化がない限り
入院できないという深刻な事態です。
コロナ感染は「体調の急変」という特徴があり、
また、自ら体調が思わしくないことを
伝えることが難しい入所者もいらっしゃり、
施設の看護師・介護士等の職員の
徹底した健康観察は欠かせません。
同時に負担は限界に来ています。
市内では高齢者へのワクチン接種が
始まっていますが、
こうした施設の実態を直接お聞きし、
施設職員の優先接種が求められていることを
実感しました。
そこで、党市議団は市長に対し
「ワクチン接種に関わる緊急要望」
526日に行いました。
1)集団接種会場を各区1か所以上の設置、
2)高齢者施入居者・職員への出張接種の実施、
3ワクチン供給量と接種の見通しの周知、
3点です。
応対した町田副市長は、
各区1か所を当初は考えたが
医師確保の見通しがなく
2か所でスタートしたことや、
今後の接種は工夫する必要があることなどを
話されました。
医療・介護現場は疲弊しきっている中での
緊急事態宣言の延長です。
高齢者施設職員へのワクチンを優先するよう
引き続き求めたいと思います。
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