2021年5月21日金曜日

どさくさ紛れの補正予算

521日から24日に開催された
「第5回臨時市議会」は、
定例市議会を延期する中で開かれたものです。
新型コロナウイルスの変異株が
爆発的に拡大しており、
医療機関のみならず保健所の体制も
緊急に強化しなければならないため、
どうしても議決しなければならない分野を
臨時議会で審議しようとの趣旨は、
日本共産党市議団としても
応じる必要があると判断しました。

ところが、その議案に、
「その他」項目として
創成川通り直轄事業負担金」2000万円、
新幹線建設工事発生土受入地取得費」
29500万円が
盛り込まれていました。
医療提供体制の強化と感染拡大の防止、
事業の継続と雇用の維持等のための予算
955220万円は、
市民が切実に望んでいることに
対応する内容でしたので
賛成できるものでしたが、
一つの議案となっていたため、反対しました。


最終日の討論では、
感染拡大に対する臨時の
緊急対応という事態に乗じて、
このような市民合意のない事業等の追加補正まで
組み込むことに強く抗議する」と
太田秀子議員(東区選出)
本会議場で述べました。
どさくさに紛れこませるやり方だと思います。