サッポロファクトリー付近の北2条東4丁目の交差点の
クランクを解消するため、
東4丁目線を現状の4車線(片側2車線)から2車線に減らす、
という都市計画変更案が出されています。
その根拠は「将来交通量」に基づく「混雑度」で、
0.81から0.96だから「2車線にしても交通処理は可能」だと説明しています。
(参考:国道36号線豊平橋付近は混雑度1.93)
一方で、混雑度0.76から0.92の創成川通りは
巨費を投じてトンネル構造にする計画です。
なぜ混雑度の低い道路を「渋滞解消」だとして広げ、
それより高い道路を狭めるのでしょうか。
全く筋の通らない話だと思います。
1月8日の北海道新聞に、商工会議所が主催した
「札幌都心アクセス道路と北海道の未来を考える」フォーラムの
一面広告が掲載されていました。
渋滞解消、救急搬送に必要、などを研究者に語らせたようですが、
根拠希薄を覆すものではなかったようです。
コロナ禍で苦しむ市民が、ここに巨費を投じることを知ったらどう思うでしょうか。
これは札幌市の問題であると同時に、国政課題です。
今年もおおいに訴えていきたいと思います。