2020年12月18日金曜日

現場へ足を運ぶ行政の姿勢

今年5回目となる臨時市議会が開かれ、 新型コロナウイルス感染拡大対策として、 32億3千万円を追加補正しました。  すすきの地区の接待を伴う飲食店 (風営法第2条第1項第1号に該当する営業を行う店舗)を対象に、 定期的にPCR検査を受けるための予算が組まれました。 すでに臨時PCR検査センター設置によって、 従業員など関係者がいつでも検査を受けられるようになっていますが、 今回の予算は、接待を伴う飲食店には従業員分の検査キットを予め配布して 週に1回程度の受検を勧めたい、との狙いがあります。 この点は、新たな前進だと思います。 同時に、経営者と意見交換会や勉強会を行って、 感染防止対策や発生した時の対処方法などの 普及啓発を進める考えを示したことも前進です。 対策の必要性の理解を広げることは、積極的に受検する第一歩となるからです。 議案内容の説明を担当課長からお聞きした際、 幾度となくすすきのへ足を運んでいる姿が垣間見えました。 現場でじかに見聞きする姿勢によって、 支援がさらにきめ細やかで強固なものになることを期待しています。