札幌市は「第3次児童相談所体制強化プラン」を策定中で、
今年度中には「案」が示されることになっています。
その一つとして、白石区の旧水道局庁舎跡地に
「第2児童相談所」の建設が予定されています。
国は、児童相談所の児童福祉司の配置基準を、
「人口4万人に1人」から「3万人に1人」に変えていますので、
札幌市も68人(現在58人)を配置する必要があります。
また、児童心理士も児童福祉司の3分の1から2分の1へ変わり、
33人(現在22人)にする必要があり、
市はそこに向けて増やす方向を述べています。
これら体制強化と合わせ、私が議会で取り上げてきた、
人事異動サイクルの見直しも検討されているようです。
一般行政職員は、3~4年程度で人事異動するのが通常ですが、
「児童福祉司は5~6年でのサイクル。他の児童関連施設へ異動し、
また児相に戻っていただくことも考えている」という説明を受けました。
これらが「プラン案」に文章化されるのかわかりませんが、
この点と合わせ、プラン案に注視したいと思います。