2020年10月15日木曜日

児童相談所強化に向けて注視

札幌市は「第3次児童相談所体制強化プラン」を策定中で、 今年度中には「案」が示されることになっています。 その一つとして、白石区の旧水道局庁舎跡地に 「第2児童相談所」の建設が予定されています。 国は、児童相談所の児童福祉司の配置基準を、 「人口4万人に1人」から「3万人に1人」に変えていますので、 札幌市も68人(現在58人)を配置する必要があります。 また、児童心理士も児童福祉司の3分の1から2分の1へ変わり、 33人(現在22人)にする必要があり、 市はそこに向けて増やす方向を述べています。 これら体制強化と合わせ、私が議会で取り上げてきた、 人事異動サイクルの見直しも検討されているようです。 一般行政職員は、3~4年程度で人事異動するのが通常ですが、 「児童福祉司は5~6年でのサイクル。他の児童関連施設へ異動し、 また児相に戻っていただくことも考えている」という説明を受けました。 これらが「プラン案」に文章化されるのかわかりませんが、 この点と合わせ、プラン案に注視したいと思います。