2020年2月19日水曜日

住民運動が「カナメ」のアクセス道路

今月19日、札幌市議会で
「総合交通調査特別委員会」が開かれ、
都心アクセス道路が議題となりました。
 

自民党は、「浸水対策の検討状況」を質問し、
市は「排水設備、深さの表示、
通行止め表示などを行う」と答弁。
党市議団が指摘してきた「氾濫による水害」に、
対策を取る(だから大丈夫)と答えさせる形でした。
民主は「維持管理の見通し」、
国にどんな意見を提出するか」と質問し、
維持管理費は50年分の計算で市の負担なし」、
「地下構造案を提案」と答弁。
維持管理費も国負担なので
1400億円のアクセス道路を作ってください、と市は提案します、
という意味合いの質疑でした。
 

共産党の質疑に立った村上議員は、
「昨今の異常気象を考えれば、
406ミリの集中豪雨で豊平川の堤防が決壊するのは
想定内のこと。地下構造のアクセス道路は無謀な計画だ」と
指摘しました。
 混雑していないのに「混雑が課題」で

その解消のために必要だとする「都心アクセス道路」。
いよいよ住民運動をいかに広げるかが
要」になってきたと感じます。