2019年7月30日火曜日

五輪反対・疑問ありの声に傾聴を

7月29日、札幌市議会「冬季オリパラ調査特別委員会」が
開かれました。
マスコミの調査では、

五輪招致に「賛成」51%、「反対」49%と拮抗しています。
市が今回示した概要計画は、
前回より施設整備費を600億円程度抑え、
800億~1400億円程度の費用、
うち市の負担は400~600億円の見込みで、
市民と情報を共有し意見を把握する、としています。
市民との対話が必要なことは当然ですが、
どれだけ市民に計画内容を知らせるのか、
反対や疑問を持つ人の意見をどのように聞くのか、が
大事ではないでしょうか。
この秋に、市民ワークショップ、区民ミーティング、
シンポジウムなどを市は実施する考えです。
積極的な人はこうした企画に参加して
意見を言うでしょう。
ですが、それで「意見を把握した」とは言えません。
企画を知らなかった人、参加できなかった人の意見を
充分に把握して、ようやく市民支持の有無が
わかるのだと思います。
市の積極性が求められるのは、
こうした市民の意見把握です。
広範囲で公平性のあるアンケート等も必要だと思います。