2019年7月23日火曜日

改憲議論とは「9条改憲」

投票日の翌日、安倍首相は
「与野党の枠を超えて(国会発議に必要な)
3分の2の賛同が得られる(憲法)改正案を練り上げたい」
重大な発言をしました。
さらに、「議論すべきだという国民の審判は下った。」、
「我が党は強いリーダーシップを発揮していく決意」だ
と言いました。
「9条改憲」を「改憲議論」にすり替え、
審判は下った」と、あたかも改憲すべきと
国民が望んでいるかのように描いている安倍首相。
正面からの「9条改憲」は国民の抵抗が強いから、
少しずつ逸らしながら「改憲」に近づけていこうとの思惑です。

 だまされてはなりません。

選挙結果で、国民は改憲を望んでいないという
審判が下ったのです。
3分の2を維持できなかったのです。
32の1人区のうち10選挙区が野党共闘候補の勝利でした。
にもかかわらず、安倍首相の、ねつ造・改ざんテクニックで、
改憲のためにこうしてねじ込んでいる、と
私は強い危機感をもっています。
もっと広く、大きく、「憲法9条を守れ」の運動を
粘り強く進めましょう。
私たちはあきらめません。