2019年3月5日火曜日

10人未満の学童保育所の陳情

2月21日、
「学童保育をなくさないための要綱改定を求める陳情」の
審査をする文教委員会が開かれ、
太田秀子議員が要綱改定を求めて質問に立ちました。
学童保育所の登録児童数が
年度当初に10人未満になると、
「民間児童育成会」の登録廃止となり、
市からの助成金がいっさいなくなります。
その後、再び10人以上になる場合でも、
同じ小学校区にある放課後児童クラブ(児童会館方式)が
過密化していない限り再登録ができません。
まだ放課後児童クラブがなかった時代から、
学童保育所は親と指導員が力を合わせ
子どもたちの放課後の生活の場として運営してきた歴史があり、その後、児童クラブと学童保育所は
共存できるように工夫してきたのです。

しかし、どの小学校にも児童クラブが作られている現在、
この要綱のままなら、10人に満たない学童保育所は
廃止していくしかなくなってしまいます。
委員会では、太田市議以外の議員はいっさい質問せず、

陳情は「継続」扱いとなりました。
立場も明らかにせずに先延ばしとは、姑息なやり方です。