2018年12月2日日曜日

寒い冬に福祉の心が必要

ついに一面の雪景色になりました。
天気予報で「西高東低の冬型の気圧配置」と告げられると
覚悟はしますが、
やっぱり雪が降ると寒さが厳しくなります。
11月21日に、「『福祉灯油』『あったか応援資金』で
低所得世帯の支援を」という要望書を
市議団から市長に提出しました。
応対した保健福祉局長は、

「福祉灯油は、準備のためのコストがかかる割に、
効果が薄いため実施しない」と説明しました。
「かつて実施した『あったか応援資金』は
9000名もの人に喜ばれ、利用されたのだから、
そのくらい実施すべき」と求めましたが、
「まだ8割の回収率で、未収が残っている」と言いました。
効果が薄い、とはどういう観点なのでしょう。
仮に薄い効果でも、
実施する市の気持ちを、どれだけ多くの人が喜ぶことでしょう。
受け取った人の心はあったかくなるはずです。
北海道内の他の市町村では
実施しているところもあるのです。
「保護受給者のみなさんは寒い家の中で暮らしている。
何らかの手を打つことを考えるべきだ」と私は言いましたが、
答えはありませんでした。
市に「福祉の心」はあるのでしょうか。