2017年2月16日木曜日

障がい者団体が大規模大会を開ける札幌を

「きょうされん」という障がい者の共同作業所の
全国連絡組織の方々の要望を聞く機会がありました。

今年9月に全国大会を札幌・コンベンションセンターで
開催するとのことで、その準備に力を貸してほしい、
というのが主旨でした。
例年3000人程度集まり、
うち800名程度が障がいを持つ人とのことです。

千歳空港から会場までの交通アクセスや
ホテルの障がい者対応の個室など
思い浮かべるだけでも課題は山積しています。

「東札幌の駅から会場まで歩道が狭く点字ブロックもない」
「障がい者対応トイレが足りない」など、
スタッフが具体例をあげて心配の声を次々と出してくれました。
極めつけは会場代です。
二日間コンベンションセンターと産業振興センターを借りると
600万円にもなり、
指定管理者側から「障害者割引はない」と言われたそうです。

冬季オリンピック・パラリンピックを招致しようという札幌で、
これでいいはずがありません。
こうした団体が使いやすい街にすることが、
市長の言う「世界に誇る魅力ある街」になるはずです。
早急に手を打って、団体の皆さんの願いを
さまざま実現させたいと思います。