2016年10月31日月曜日

都心アクセス道路の「必要性」に根拠なし

秋元市長が国土交通省に直接「お願い」に行ってまで
作りたいのが「創成川通都心アクセス道路」です。

地下構造にする案、
地上立体交差の案、
右折レーンを設ける拡幅の案の3パターンを考えており、
地下構造にすれば1000億円かかるとしています。
これまでの市の説明では、
死傷事故率が高い、
石狩湾新港から市内への物流がスムーズになる、
救急車が現地に早く到着できる、
などを必要とする根拠の一つにしています。

しかし、創成川通りの混雑度は0.87で最低ランク。

国道36号線豊平橋付近が1.93で事故も多い場所です。
石狩湾新港には
木材チップや液化天然ガスなどが運ばれますが、
それらは室蘭や苫小牧方面に運ばれるもので
市内中心部に直接は運びません。
救急搬送について消防局に聞くと、
「高架や地下の高規格道路は(出られなくなる恐れがあるので)使わないのが緊急時の基本」と教えてくれました。
いま札幌市は「創成川通の機能強化」というパンフレットで
アンケートをしています。
区役所等にありますので
(札幌市の公式ホームページ
https://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/toshin-access/enquete.html
でも受け付けています)
「いらない」という声をどんどん市に寄せてください。
(このアンケートに「いらない」と思う人が記入できる項目はなく、自由記載欄に書くしかありません)