8月2日から5日まで開催された「国際会議」は、
私にとって5度 目の参加。
NPT2015再検討会議が不採択となる一方で、
国際世論の「核兵器廃絶」の願いはいっそう広がっています。「 核兵器禁止条約」の実現をいかに迫っていくか、
どのように市民社会の運動を広げるか、
熱い議論が交わされました。
私にとって5度
NPT2015再検討会議が不採択となる一方で、
国際世論の「核兵器廃絶」の願いはいっそう広がっています。「
どのように市民社会の運動を広げるか、
熱い議論が交わされました。
セルジオ・ドゥアルテ(元国連軍縮担当上級代表)特別報告
2010年のNPT再検討会議で、現職国連担当代表として、
激励を送ってくれたド
日本と世界の原水爆禁止運動のよき理解者であり
国連とをつなぐ大
「地球的な核軍備撤廃のために、
今の努力を粘り強く続けられるよう呼びかけます。
核の分野以外のグループとも
他の国々のグループとも共に活動して
一般の人々を教育し、
力を尽くしてください。
核兵器に依存して自国の安全保障を計ろうとする者たちの
主張に立
そして、「
私たちはみな素晴らしい大義のために働くパートナーです」
連帯を表明しました。
セルマ・ファン・オーストヴァード(オランダ・PAX)
PAXは、核廃絶の運動を進めるために
「
国会で議論されるために必要な4万筆以上の
「議題提案支持署名」
そして、4万5千以上の署名を集
「核兵器禁止国際条約の交渉を開始せよ」
政府に迫るところまで到達しています。
どのように4万5千筆を集めたのか、
参加者から「
全体会でも分科会でも質問がたびたび出される注目度でした。
「署名に住所や生年月日を書きたくない人が多い、
署名文化もあまりないオランダで、
市長、セレブ、 有名人への協力を頼み
どんどん広告してもらいました。
また、 赤十字にも働きかけました。
『政治活動は…』との反応を
『 これは人道的な活動です』と呼びかけると協力を得られました。 また、銀行でも顧客に呼びかけてもらいました。」 と
広く呼びかけた活動をさらに報告。
若い女性がいきいきと発言する姿も
参加者を元気にしてくれました 。
署名文化もあまりないオランダで、
市長、セレブ、
どんどん広告してもらいました。
また、
『政治活動は…』との反応を
『
広く呼びかけた活動をさらに報告。
若い女性がいきいきと発言する姿も
参加者を元気にしてくれました
夜の「交流の夕べ」
二日目の夜、広島県AALAなどが主催する
「 アジア太平洋地域交流の夕べ」に初めて参加してみました。
フィリピン、ネパール、韓国、グアム、 マーシャルの方が
参加して自己紹介。
グアムから来た青年は、
大学で社会学を専攻していて、
まさに核兵器をめぐる問題などをテーマにしているそうです。
大学での勉強は「核兵器をもつ地球の未来が暗く重いもの」
だったけれど、この会議に参加して、
「 みなさんが明るく希望を持っていることに
とても感銘を受けた」 と話していたことが印象的でした。
二日目の夜、広島県AALAなどが主催する
「
フィリピン、ネパール、韓国、グアム、
参加して自己紹介。
グアムから来た青年は、
大学で社会学を専攻していて、
まさに核兵器をめぐる問題などをテーマにしているそうです。
大学での勉強は「核兵器をもつ地球の未来が暗く重いもの」
だったけれど、この会議に参加して、
「
とても感銘を受けた」
ヒバクシャ国際署名を
新たに「ヒバクシャ国際署名」に取り組むことが
報告されました。
今までの「アピール署名」とは違い、
被爆者が直接核兵器廃絶を求める形です。
ヒバクシャ国際署名推進連絡会を結成して
共同を呼びかけながら世
2020年までに数億人規模を集めよ
呼びかけられています。
すでに、ベトナムでは8万人分の署名
開会総会で目録が手渡されました。
「国際会議宣言」をすぐに国連へ
国際会議では最終日に「国際会議宣言」
満場一致で採択しました。
そこには、「核兵器を禁止し、
廃絶する実質的な議論が、国連で始まった」、
「我々は、
核兵器禁止・
具体的な勧告を行うことを要請する」
そして、採択後すぐに、議論さなかの国連に
「
被ばくの実相を語り広げる
今年の平和祈念式典で広島県知事は、
「熱線を受けた赤ん坊は皮が
放射線を受けた女学生は体中の毛髪が抜けて
紫色の斑点を浮かべ、
内臓や目玉が飛び出し、
と被爆者は証言します。」そしてこれが、
「
投下直後だけでなく、
被爆の恐怖が襲いかかる。
これが人として生きることを困難にしている、
しっかり伝えることが、
今年5月、北海道被爆者協会が
『未来への架け橋』
こうした資料もおおいに活用し、
世界の人たちと連帯して核兵器廃絶の行動を
大いに進めたいと思い