2016年6月6日月曜日

公立保育所建て替えで定員増を

市内255園の保育所・認可保育所のうち
公立は20園で、
「区保育・子育て支援センター」(愛称:ちあふる)は
各区に1か所を基本に整備されていますが、
厚別区と中央区にはまだありません。
先日「案」が示され、
厚別区は2019年度に、
中央区は2023年度以降に整備する予定とのことでした。
同時に「既存園の転換の手法」をとるという説明がありました。
老朽化が進んでいて
近い将来施設の使用に支障が生じると見込まれる
木造の公立園4園を転換する、というのです。
「転換するってどういう意味ですか?」と聞くと、

つまり廃止するという説明ですが
「廃止するのですよね?」と聞くと、
「いえ、転換するだけです」と繰り返します。
30名定員の乳児保育園3園と
90名定員の保育園1園は、
新しく作る「ちあふる」と
既存公立園への乳児園併設で受け入れるから廃止ではない、
という理屈です。
これは公立園廃止をかくす手法に見えます。
「ちあふる」を作り、老朽化した4園を新しく建て替えれば、
全体の保育所定員が増え、市民に喜ばれるはずです。