2016年2月22日月曜日

高層マンション建設再考求める陳情

南14西18の旧札幌市職員住宅跡地(約6000平米)は、
1999年に地域住民が公的活用を求め、会を立ち上げて
市長や議会に陳情や要望書を提出するなどの運動を
続けてきました。

当初はプールや演劇ホールの建設を求めましたが
札幌市との話し合いの中で
分割することに同意し、
一角に保育所と伏見会館(町内会館)が建ちました。
もう一角は老人施設の建設が決まり、
残る約1600平米を
市は一般競争入札で売却しました。

それを購入したマンション業者が、
15階建て45メートルの高層マンションを
隣家と2、1メートルしか離れない場所に
建設する計画を6月に示しました。

これに対し、住民から
「再考を求める陳情」が札幌市議会に出され、
2月17日に建設委員会で審議され、
私も傍聴しました。
共産党の村上ひとし市議は
「地域住民が要望してきた地域を市も配慮していたはずだ。
要望とは違うものが建つことを
住民が『そうですか』と簡単に受け入れられないのは
当然だ」と、
業者と住民との話し合いに
市がかかわるよう求めました。

他の会派からも
「住民が圧迫感をもつ建設計画だ」などの質問が出され、
次回の委員会での現地視察が決まりました。

これまでの経緯から、
札幌市が地域住民の意向を
無視するわけにはいかないことが
議会でもはっきりしました。

もうひと頑張りしてご一緒に再考を迫りましょう。