2015年7月1日水曜日

戦争や平和に明言回避の市長答弁


札幌市議会第2回定例会の代表質問に、
日本共産党の村上ひとし議員(厚別区)が立ち、
秋元市長の政治姿勢を問いました。

安倍首相が戦争法案を強行しようとする姿勢は
異常というほかないと思うが市長の見解はいかがか」
憲法9条に違反すると思うが
市長はどのようにお考えか」と質すと、
「多くの国民の納得をえられていない。
丁寧にわかりやすい説明を」
「慎重、十分に審議を」という答弁。
再質問でさらに、
「市長はこの戦争法案に賛成か、反対か」と問うと、
「国会において審議を尽くしていただきたい」と述べました。

また、戦後70年にあたる今年、
市長の不戦の決意をお示しください」との質問に、
市長は「平和都市宣言を行っており、
理念を共有し一緒に考えてまいりたい」
一般的な言い方に終始しました。

これらの答弁全体、
自らの意思を明確にした言葉はなく、
私は大変残念に思いました。

市民の生命を脅かしかねない法案である、とか、
二度と戦争を繰り返してはならないと決意している、
程度のことは言えなかったのでしょうか。