2015年2月19日木曜日

南19条の環状通

「環状通」は、1965年(昭和40年)に都市計画決定し、
残された未整備区間が
南19条西7丁目から西10丁目の間となっています。
道路を拡幅し、現在の片側2車線を
3車線に広げる計画です。

これに対し、
安全や住民コミュニティを考えて
計画を見直してほしい、と
住民が「道路を考える会」を結成し
アンケートや署名活動を広げていました。

札幌市議会に2922名の署名とともに「陳情」が提出され、
2月12日、財政市民委員会で
陳情の初審査が行われました。

市は、片側3車線の整備方針についての説明をしましたが、
宮川市議が、
「この団体が対案として示している
『片側2車線プラス右折レーン』が
どのような車の流れになるのか検討したのか」と質問。
その場合の調査は行っていないことがわかりました。

宮川市議は、
「住民の意思に沿って
2車線に右折レーンを設けた場合の調査をし、
合意を前提とした整備にすべきだ」と求め、
陳情は継続審査となりました。

地域住民の意見を集めて運動している
「会」の願いに応えるべきです。