2015年1月31日土曜日

障がい者交通費助成

障害者の生活と権利を守る
北海道連絡協議会が主催する
「精神障がい者の運賃割引の実現と
札幌の『福祉パス』を守る集会」に参加しました。


2012年に国土交通省が「標準約款」を改正。
精神障がい者にも知的・身体障がい者と同様に
運賃の2分の1割引を行うよう定めました。

ところが、JR各社をはじめ
市内のバス事業者はいまだに実施していません。
共産党札幌市議団は
障がい者団体と力をあわせ議会でも
「市が事業者に求め、
交通局だけでも割引実施せよ」と求めています。
(まだ実現していません)

また、ウィズユーカード(磁気式カード)を
3月に廃止することに関係し、
市が実施している「福祉パス」(交通費助成)の
年間合計利用額の最大を2000円削減としました。

集会では、
「新幹線にはお金を出すのに、
精神障がい者の交通費助成にお金を出さないとは」、
「『福祉パスは維持する』と市は言っていた。
削減は約束違反」と
怒りの声がたくさん出されました。

 「制度は変更していない」と説明する札幌市ですが、
2000円分の削減は市の都合で起こることです。

一方的な削減は断じて認められません。
議会でも求めていきます。