2015年1月20日火曜日

社会保障削減の政府予算案

2015年度の政府予算案に怒り心頭です。

年金、介護保険、高齢者医療、生活保護などの
社会保障を次々と削減する一方、
原発再稼働推進、
軍事費は史上最大(4兆9801億円)の予算というのです。

いま、介護職員と保育士は「担い手不足」が深刻です。
いずれも、忙しくて重労働なのに
賃金が低く働き続けることが困難になっていることが
大きな要因です。
そこへ、予算案通り介護報酬の削減(2.27%)を実施すれば、
賃金はいっそう上がらず
介護事業所ごと廃業に追い込まれる
可能性すら生み出します。

生活保護は、
「健康で文化的な
最低限度の生活を営む権利」
保障するための最後のセーフティーネットです。
住宅扶助や冬季加算を削減していい根拠など
どこにもありません。
国民の権利を保障するのが国の務めのはずです。

いま、生活保護の引き下げ中止の
「新・人間裁判」をはじめ
国保や介護の負担軽減や
充実を求める運動が
全国各地で行われています。

ご一緒に社会保障の充実を求める運動を広げ、
安倍政権を包囲しましょう。