2014年6月2日月曜日

札幌市エネルギービジョン

札幌市議会では、自民党が
「案を策定中の札幌市の『エネルギービジョン』は
国のエネルギー基本計画にそったものにすべき」と
市長に迫っています。
原発を「重要なベースロード電源」(安定供給)とする
国の「エネルギー基本計画」が出されたことで、
原発再稼働を前提にした計画を求めているのです。
油断なりません。

5月27日、市のエネルギービジョン(案)が
総務委員会に報告されました。
基本理念は
「エネルギーを創造する首都・札幌
~低炭素社会・脱原発依存社会を目指して~」
となっています。
市民意識調査(2011年実施)で
約8割の市民が原発の縮小・廃止を望んでいること、
市議会で
「原発に頼らないエネルギー政策の転換を求める意見書」
「原発に依存しない社会の実現と
再生可能エネルギーの利用拡大を求める意見書」が
全会派一致で可決されていること、
その背景になっています。

これから2022年度までの9年間計画です。

脱原発
再稼働反対
自然エネルギー・再生可能エネルギー施策を
もっともっと積極的に導入してほしい!
この声を市に届けて、
自民党の再稼働を求める動きに
歯止めをかけることが大事だな、と議会にいて感じています。
この計画にみなさんの積極的な意見を寄せてください。
「脱原発依存」の札幌の考え方は「いいね!」など
応援も必要だと思います。

6月4日から7月3日まで市民意見が募集されます。
計画案は区役所やホームページで閲覧できます。
http://www.city.sapporo.jp/energy/vision/public_comment.html