2014年5月20日火曜日

生活保護は受けられます

生活保護受給者へのバッシングは、
生活に困っている人へも影響を与えていると
実感することがありました。

「なじみのお店にあいさつに行こう」と誘われて寄った理容院。
名刺を渡すと
「お聞きしたいことがあります」と切り出した美容師さんは、
お客さんが生活に困っているけど
もう福祉は入れないでしょうか?と尋ねたのです。
おっしゃる「福祉」とは生活保護のことです。
保護を受けられる条件は変わっていないことを話すと、
もう受けられないと思ってました。」と驚いていました。
そのお客さんは病気もあり
医療費にも困っているようだ、とのこと。
医療費や生活面も相談にのってくれる病院ですから
まず受診するように伝えてください」
勤医協札幌クリニックの住所(南1条西10丁目タイムスビル)と
電話番号(011-221-3415)を
名刺の裏に書いて渡しました。

社会保障切り捨ての国への不信と不安は、
受給者の保護打ち切りや窓口での追い返しともあいまって、
困っている人が申請を諦めてしまうことにつながっています。
権利としての生活保護があることを広げなければ、
と思う出来事でした。