札幌市の来年度の予算案に
「放射性物質検査機器整備事業費」2千万円
というのが盛り込まれています。
札幌中央卸売市場の中にある
食品検査スペースに
「ゲルマニウム半導体検出器」という
精密な測定ができる機械を置きたい、
というのが予算案の中味です。
中央卸売市場に流通する食品を抜き取って
この機械で放射性物質の検査をするんです。
これは、いい!と思います。
いままでは、こうした食品検査は
「札幌市衛生研究所」一ヶ所(一台)しかなかったのですから。
検査をするためには
同じものを1kg集めて刻む必要があるそうです。
じゃがいもの1kgならわかりますが、
ほうれんそうの1kgって想像がつきません。
1kg検査するのに60分かかるそうです。
専門知識も必要です。
2千万円と高額だからこそ、もっと積極的に
行政が検査体制を充実させてほしい。
まずは、一歩前進しそうです。