公契約=自治体が発注した公共工事や委託業務などの契約のことです。
価格値下げ競争(ダンピング)が激しくなって、
市の仕事をもらってもその賃金では生活できない、という
ワーキングプアを生み出しています。
市民からの税金をできるだけ使わないようにしよう
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安い契約、安い工事にしよう
↓
市の仕事をしても暮らしていけない
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収入が下がり、納税額も下がる
↓
市の税収が下がる
こういうマイナスを生み出す方向を切り替えよう。
これが、公契約条例を制定しようとする目的です。
市が発注する契約にルールを作り、
賃金の底上げ、事業の品質確保をしよう。
ということです。
公共工事を請ける地元業者の経営が大変?
市が発注する業務の単価に
ルールにのっとった人件費を上乗せするのですから、
労賃を支払うのは自治体です。
地域経済の循環になる大事な条例を、ぜひ作りたいと思います。