2012年1月30日月曜日

なくそう、官製ワーキングプア

公契約=自治体が発注した公共工事や委託業務などの契約のことです。

価格値下げ競争(ダンピング)が激しくなって、
市の仕事をもらってもその賃金では生活できない、という
ワーキングプアを生み出しています。

市民からの税金をできるだけ使わないようにしよう
安い契約、安い工事にしよう
市の仕事をしても暮らしていけない
収入が下がり、納税額も下がる
市の税収が下がる

こういうマイナスを生み出す方向を切り替えよう。
これが、公契約条例を制定しようとする目的です。

具体的には、
市が発注する契約にルールを作り、
賃金の底上げ、事業の品質確保をしよう。
ということです。

公共工事を請ける地元業者の経営が大変?
市が発注する業務の単価に
ルールにのっとった人件費を上乗せするのですから、
労賃を支払うのは自治体です。

地域経済の循環になる大事な条例を、ぜひ作りたいと思います。