2011年7月6日水曜日

学童保育所の願い

共同学童保育所の方々と
懇談させていただきました。

「子どもが不登校になったとき
一番心配してくれ、
相談にのってくれたのは
この学童保育所の
指導員の先生でした」
「ここに下見に来た時、
うちの子の表情が
パッと明るくなって
すぐに馴染んでいくのを見て
ここに入れようと思いました」
お父さん、お母さんの言葉です。

「子どもたちがどんどん変っていくのを見て
いつのまにか自分も成長しているのに気付いて
ここは僕にとって『帰る家』みなたいな場所です」
「1年生から6年生までの毎日の変化を見て
異年齢集団で保育する意義を感じています」
指導員の先生の言葉です。

札幌の学童保育所は、市からのわずかな助成金と保護者の負担で自主運営されています。
助成金の対象とするのは「小学校3年生まで」とする札幌市を、
大きな署名などの運動で変えさせ、4年生までを助成対象にすることができました。
ようやくの一歩ですが、親や指導員のみなさんの願いはまだまだたくさんあるのです。

懇談会中、2階で終わるのを待っている子どもたちが
ドシンドシンと遊びまわっている様子が聞えます。
その勢いで会議テーブルに棚からアルミ缶のフタが落ちてきました。
やんちゃに遊びまわるのが学童期。それにふさわしい施設が必要です。
指導員の方が、当たり前に暮らせるだけの処遇改善が必要です。

私も学童保育所育ちです。
一緒に力をあわせながら、この願いを議会へ、の決意を強くしました。