2015年12月14日月曜日

「子どもの権利条例」の公開授業

小学4年生の道徳の授業で、
「札幌市子どもの権利条例」についての
公開授業が行われ、
米里小学校に行きました。

9~10歳の子どもたちに
「権利」をどのように教えるするのか
興味をもちました。

先生は導入で
「どんな時に幸せを感じるか」と投げかけ、
友だちと遊んでるとき」
「おいしいものを食べてるとき」など
子どもたちの心を引き出しました。
そして見せた1枚の絵は、
同じ9歳のインドのアムルータちゃんが
疲れた様子で膝を丸めて床に座り込んでいる姿でした。
児童労働、不健康、貧困、
勉強も遊びもできない様子を読み合わせ、
感想をみんなで出し合います。
「殴られるなんて怖い」、
遊べないのはかわいそう」など次々と手があがり、
アムルータちゃんはどんなことをしたいのだろう?
どうすればいいのだろう?と
先生はさらに問いかけます。

出された意見を黒板にどんどん書き込みながら、
安心して生きる権利、豊かに育つ権利、などグループ分けし、
子どもの権利条例」を教えていました。
身近な願いと結びつけ、
世界の様子にも触れて教える授業の工夫と
子どもの姿に感動しました。