2015年9月21日月曜日

「強行採決反対」の意見書も自公が否決

札幌市議会第3回定例会が
17日から始まっています。
通常、国にあげる「意見書」は、
議会の最終日に採決をとりますが、
戦争法案を強行採決か?
という政治情勢で
1か月半先になる議会最終日の採決では
意味をなしません。

共産党市議団は、
議会初日に
安全保障関連法案の強行採決に反対し、
慎重な審議を尽くすことを求める意見書」の
議論ができるよう、
各会派にはたらきかけ、調整を進めてきました。

ようやく初日の議題にあがり、
日本共産党・民主党・市民ネットワーク・改革が
共同で案を提出。
共産党は村上議員(厚別区)が
賛成の討論を行いました。
他の提出会派も賛成討論に立ちましたが、
またも1票差で「意見書否決」となりました。

討論中、自民党席からは、
「強行なんかしてない」
どっか行って演説してこい」とヤジ。
議会なのですから、
議場で堂々と意見書反対の理由を
市民の前に明らかにするのが筋です。
それができないのは、
違憲法案に理由がつかないことと、
戦争法反対の多数の声を恐れ、
できるだけ法案賛成を知られたくないからです。