2015年5月19日火曜日

気概に満ちた学童保育総会

札幌市の学童保育運動をリードする
「連絡協議会」の第41回総会に出席しました。

昨年度、国が子ども子育て支援法に移行する中で、
学童保育の設置や職員配置を、
「札幌市子どもの権利条例」にふさわしいものにさせようと、
運動を精いっぱい進めてきた
気概に満ちた議論でした。

伏見小学校区に作られた学童保育所「ぽぽんたクラブ」は、
校区内に児童会館児童クラブがあることや、
10名に満たないという理由で、
市の助成金を受けられず、
協議会」に加盟して実情を訴えながら運動を進めてきました。

そして5年経った現在、
児童クラブがある地域へ
あとから民間学童保育所を設置した場合に
助成金の対象とすることを、
市が「検討する」という「あと一歩」のところまで迫っています。
献身的な指導員の保育や粘り強い運動に、
本当に頭が下がります。

指導員の常時複数体制のための財政措置、
施設修繕費の補助など、
まだまだ要求が山積しています。

異年齢集団ならではの学童保育への、
行政の積極的な支援を、
引き続き議会で求めていきたいと思います。