2014年9月15日月曜日

職場実態を語り「反貧困」を広げよう

「9・13雇用を語ろう!大集会」に参加しました。

タクシー、消防車製造、保育、郵便、
清掃などさまざまな職種の方が
賃金や職場実態を報告しました。

完全歩合制のタクシー会社では
最低賃金も支払われていない実態です。
「固定残業代」制度で残業という概念が崩され、
組合つぶしをねらう会社の不当労働行為とたたかいながら
制度をやめさせた、という報告もありました。

市の外郭団体に働く職員は、
子育て支援センターや児童会館・若者就労センターなどを
午前午後夜間それぞれで働き、
過労で辞めていく人が多いことを話してくれました。

この集会は「札幌市公契約条例の制定を求める会」が
中心になった実行委員会が主催したもので、
連合・全労連というナショナルセンターの違いを超え、
多様な職場からの発言があり、
予定した4時間を過ぎてもまだ時間が足りないほどでした。

市の施設で働く人の賃金底上げ方法のひとつだけでなく、
「自治体としての反貧困宣言」ととらえて
公契約条例の制定を求めていくことが大事だと感じました。