2013年10月31日木曜日

決算議会で討論に

昨年度の市の決算を審議する第3回定例会、
議案に対する態度を表明する最終日に
討論に立ちました。
昨年度は 保育所保育料の値上げ、
延長保育料の非課税世帯の有料化、
児童クラブの延長保育料有料化などが
市民の強い反対を押し切って強行されましたので、
そうした理由を述べて
決算議案に反対の討論を行いました。
市民負担増がなされたものに賛成はできません。


反対の理由を述べたあと
決算特別委員会で求めたことを
まとめました。

以下、「ここは知ってほしい」
と私が思う部分を引用します。

↓↓ 引用 ↓↓

市税の滞納・差し押さえ問題を質しました。
病気があるのに生命保険を差し押さえる、子どものためにかけている学資保険を差し押さえるなど、過酷な取り立てが起きています。滞納者の生活がどうなっているのかをよく聞き、その生活再建を援助する視点をもち、配慮ある対応をすべきことを申し上げます。


生活保護基準が引き下げられたことに対して、
その撤回を求め行政への不服審査申し立てが全国で起きています。本市でも907名にのぼっており、その受け止めについて代表質問でも決算特別委員会でも質問しましたが、「法に定められた権利を行使したもの」と、機械的な答弁を繰り返しただけでした。生活保護受給者のくらしが厳しいことに少しの心を寄せる言葉もなく、福祉の心があるのか疑問をもたざるをえません。

民間学童保育所がある地域に、
あとから児童クラブを開設した場合には、民間学童保育には、それまでどおり補助金が出されますが、先に児童クラブがあって、後から民間学童保育所ができた場合には、補助金は出ません。こうした矛盾したやり方は改め、助成すべきこと強く申し上げます。


学校市内の中学校の特別支援学級などを卒業したあと、
高等養護学校へ進学する子どもたちの4割が、間口がないために市外の高等養護学校に通うことを余儀なくされていることを指摘しました。高等養護学校の2017年の開校の方向を示しましたが、道教委との協議が整わないといって先送りしてはなりません。札幌市の南部に確実に開校するよう強く求めます。