2013年6月3日月曜日

保育所待機児童の正しい数え方

役所が公表する「保育所待機児童数」に
含まれない待機児童がいます。
「預かり保育」や「保育ママ」などに
一時的に預けている場合、
「特定の保育所入所」を希望している(第二希望がない)場合、
自宅で求職活動をしている世帯などです。

どれも、切実な保育ニーズですし、
「保育に欠ける」子どもであることに違いないのに
どうして除外するのか、私の感覚では全く理解できません。
でも、厚労省はそのような
「保育所入所待機児童の定義」を持っていて
各自治体に通知しているのです。

札幌市の4月1日現在の待機児童は、
厚労省基準では398人ですが、
自宅で求職活動215人、
保育ママなどに一時的に預けている子ども139人など
少なくとも1111名はいます。
さらに、定員を超えて入所させているのですから、
それ以上の保育所が不足しています。