「子どものこころと育ちの医療・福祉を考える緊急集会」に
参加しました。(12月1日)
札幌市児童心療センター(旧・静療院児童部)の
今後をどうしたらいいのかみんなで考えよう、と
呼びかけられたもので、約130名が集まりました。
11月13日の札幌市議会厚生委員会では
医師と行政職との意見の相違があったこと、
それが修復されないまま
複合施設化計画が進行していること
などが明らかになりました。
この集会では、そうした議会の様子も紹介しながら
静療院の歴史や役割について語られ、
親から、施設職員から、専門職から、フロア発言が続きました。
強度の行動障害をもつ子どもたちとその家族の支援、
一つずつ積み重ねている実践。
涙なしには語れない苦労と喜び。
まだまだ札幌市のシステムは十分ではないことも
あらためて実感しました。
そして、なぜ医師が4名もいっきょに辞めてしまうのか
今後の児童心療センターをどうすればいいのか
を考えたとき、
「市民との共同」という思想と実践を
喪失しているのではないか、
という疑問が多く出されました。
「施設整備計画を根本的に検討しなおすことを望みます。
その際、検討する会議には、
利用者・市民を代表する人々を加えることを望みます」
という要望など4点を
集まったみんなの総意として市長に出そうと
確認されました。
11月13日の厚生委員会は
私が厚生委員会委員長として求めて開催したものです。
市民と議会が力を合わせるときだと感じています。