2012年5月17日木曜日

5月15日から17日までの三日間、
全国「餓死」「孤立死」問題調査団が
札幌市に調査に入りました。

白石区で起きた姉妹の事件について
調査団は現地を見て、白石区役所に出向き
当時の書類をもとに、生活保護課と
きびしいやり取りをしました。

本日は、保健福祉局生活保護担当部長に
札幌市長への「要望書」と
「餓死」「孤立死」根絶のための提言を渡しました。

私たちも議会で中心的な問題として
生活保護の受付窓口の対応を取り上げましたが、
調査団もやはり、受付面接時のことを大きな問題としました。

(姉妹に対して)「誤った教示・説明を行い、
保護の要件を欠くものと誤信させ、
保護申請を断念させたものと言える。
申請権侵害があったことが明らかであり、
しかも、その違法性の程度は極めて高いと言わざるを得ない」
このように市長宛の「要望書」に記述されていました。



5月30日から開かれる第2回定例会で
引き続き、命をまもる市政を求めていきます。