2025年10月1日水曜日

自主夜間中学35年のあゆみ

 「生きることは学ぶこと」。これを何より大切にして

活動を続けている「札幌遠友塾自主夜間中学」の

35年の集いに出席しました。

立ち上げ当初から活動している工藤慶一さんが、

「札幌遠友塾の歴史と課題」というテーマで講演し、

活動場所だった市民会館の取り壊しで足場が無くなり

市に要望書を提出したこと、札幌に来れない

全道の夜間中学を必要とする人のために

「北海道に夜間中学を作る会」を立ち上げたこと、

向陵中学校を利用することになった際、学校から

「遠友塾」の手作り看板を贈られたこと、

夜間中学の法整備を求め超党派の国会議員に働きかけ

「教育機会確保法」が成立したことなど、

その着実な歩みを語ってくれました。

また、2022年に開校した「札幌市立星友館

(公立夜間中学校)」の校長先生からも

あいさつがありました。

卒業生などからの体験発表は、感動の連続で聞きました。

貧困、病弱、不登校、在日外国人など

通う理由はさまざまですが、

一人ひとりの理解に合わせ、

「わかる喜び」を共有しながら授業を進め、

スタッフも本音で話しあたたかく見守りながら

活動していることが伝わります。

「俺、ここに来てよかったと思う」という

13年かけて卒業した人の言葉が印象的でした。

いま、函館・旭川・釧路で「公立夜間中学を作る会」の

活動が繰り広げられています。