「生きることは学ぶこと」。これを何より大切にして
活動を続けている「札幌遠友塾自主夜間中学」の
35年の集いに出席しました。
立ち上げ当初から活動している工藤慶一さんが、
「札幌遠友塾の歴史と課題」というテーマで講演し、
活動場所だった市民会館の取り壊しで足場が無くなり
市に要望書を提出したこと、札幌に来れない
全道の夜間中学を必要とする人のために
「北海道に夜間中学を作る会」を立ち上げたこと、
向陵中学校を利用することになった際、学校から
「遠友塾」の手作り看板を贈られたこと、
夜間中学の法整備を求め超党派の国会議員に働きかけ
「教育機会確保法」が成立したことなど、
その着実な歩みを語ってくれました。
また、2022年に開校した「札幌市立星友館
(公立夜間中学校)」の校長先生からも
あいさつがありました。
卒業生などからの体験発表は、感動の連続で聞きました。
貧困、病弱、不登校、在日外国人など
通う理由はさまざまですが、
一人ひとりの理解に合わせ、
「わかる喜び」を共有しながら授業を進め、
スタッフも本音で話しあたたかく見守りながら
活動していることが伝わります。
「俺、ここに来てよかったと思う」という
13年かけて卒業した人の言葉が印象的でした。
いま、函館・旭川・釧路で「公立夜間中学を作る会」の
活動が繰り広げられています。