ここ数年で両親の兄妹が次々亡くなりました。
身体的事情から葬儀に行きたくても行けず、
時々「何にもしてあげられなかったな」とこぼしていたので、
思い切って私が連れていくことにしました。
いったん札幌から飛行機で実家まで行き、
そこからレンタカー。両親を乗せ、圏央自動車道から
東北自動車道に入り、福島を過ぎたところで
山形方面に入るルートは約360km。
温泉旅館に連泊し、そこから父と母の実家やお墓に
通いました。もともと隣同士の集落なので
双方の家はさほど遠くないのですが、
両親にとっては約40年ぶりの里帰りになります。
私も従妹に会うのは25年ぶりでした。
耳が遠く認知症も進行している父は、
実家に来ても「ここはどこだ?」と繰り返します。
父の妹にあたる叔母が「私だよ、わかる?」と
顔を突き合わせて話しかけてもポカン?としていましたが、
「のぶこだよ、のぶこ!わかる?」と言うと、
ようやく分かったようでした。
母には3人の兄がいますが、一番上とすぐ上の兄が
続けて亡くなり、二番目の兄と久しぶりに再会。
二人で、亡くなった兄弟や両親の昔話を楽しんでいました。
「買い物にも行けないから山形になんてとても行けないし、
もう会えないと思っていた。連れて行ってもらって
思わぬ人にも会えてよかったよ。」という
母の言葉が沁みました。