2011年7月26日火曜日

広島の路面電車

財政市民委員会の視察で
広島市に行きました。

目的は二つ。
路面電車のまちづくりと
歩行者天国での
にぎわいづくり。

広島の場合、広島電鉄が路面電車を運行していて
地下鉄がありませんので
単純な比較はできませんが、
充実した路線網、
積極的な新型車両の導入で
市民の足になっています。誇りをもっているんだなあと
あらためて思いました。

興味深かったのは
信用乗車方式の検討を始めている、
という話でした。

乗車運賃の支払いを
降りる時に全部確認するのではなく、
乗車する時に自主的に支払う
という方式です。

それによって、
降りる時に支払いの列ができて
混雑し時間が かかる問題を解消しようという仕組みのことです。

EUではそういう仕組みになっていて、
改札口もありません。
その代わり、
車掌さんがチケットをチェックに回ります。
万一、切符を買わないで乗車していたら
高い罰金を払うし、
無銭乗車なんて罪深いと
みんなが思っているので
あちらでは成り立っています。

日本で信用乗車方式をとっているところは
聞いたことがありませんでしたので
広島電鉄が検討を始めたことに注目したいと思いました。

写真は一つ前の新型車両、
「グリーンムーバー」。
(最新はグリーンムーバーマックス
という超低床車両)
原爆ドーム前の電停から
撮ってみました。

まもなく8月6日がやってきます。