「桑園九条の会」が主催する講演会に参加してきました。
今回の講演は
「放射線による障害ー特に内部被曝について」
新潟大学名誉教授 渡辺勇一先生 のお話でした。
毎年この会に参加していますが、
今回50名を超えて参加者が集まったことに
びっくりしました。
しかも、質問されているみなさんの意識の高いこと!
福島市から自主避難してきたお母さんも発言され
事故発生当時の様子などを話してくださいました。
事故直後はライフラインが止まっていたので
原発の様子も知らず、避難圏域80キロの話も
「山を越えて放射能は来ないよ」といううわさも
レインコートにマスクをつけての外出が
半袖でいいことになったことも
「なにを信じていいのかわからない」
という不安でいっぱいだったと涙ながらに話していました。
そして、「福島原発の事故収束宣言は茶番です。
そのうえ原発の再稼動などありえません」と
訴えていたことが強く心に残っています。