市民意見が反映されたものになっているのか、
実際に見に行ってきました。
改築計画が出された当時、
自然保護団体の人から出されていた意見は、
●頂上には、水のみ場と靴についた泥を落とせるもの、休憩できる場所があればよい。
●ガラス張りの施設は寒冷地札幌では維持管理が困難。
●ガラス張りでは鳥がぶつかって死んでしまうことも十分ありうる。
などでした。
中腹駅のフォレストギャラリーは
すでに、大きなツララが地面にまで届く勢いで伸びています。
維持管理、施設利用はどうなっていくのか、心配です。
「フォレストギャラリー」の中です。 ↑
一緒に見学していた自然保護団体の方は、
「こうやって木とガラスを一体にしてしまうと、
鳥は木が向こうにあると思って
突っ込んでしまうんですよ…。わかってないなぁ」
と残念そうでした。
ギャラリーの中は60名程度が入れるホールになっていますが、
さて、誰が、何に使うのでしょうか。
こちらは頂上の様子。
頂上を示す「三角点」は新しく立派になっていました。
私の向こうに見えるこんもりした山が「円山」です。
遠くに石狩湾が見えるでしょうか。
ここが、登山者の靴の泥を落とすところ。
ほかに、着替える場所や休憩場所もありました。
これは市民意見が反映されたものですね。
ここは山頂展望台のレストラン。
もう、クリスマスの夜は予約で一杯だそうです。
夜景が美しいだろうなぁ、と思いながら、
メニューのお値段に驚き、ちょっと複雑な気分でした。
山頂へはロープウエイとミニケーブルカーを乗り継ぎます。
往復の交通費は1700円ですから、
札幌の夜景を見ながら素敵なディナーを楽しむなら、
一万円札を用意しなければならないようです。
←これは、いままでの一人乗りの古いリフトから
ミニケーブルカーへと大きく変わりました。
バリアフリーで乗れる、
障がい者の方の要望に応えた乗り物になっていました。
新しい時は話題性があって
それなりに賑わうと思います。
数年後も多くの方が利用するのか。ここはチェックだな、と思います。